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First Penguin vol.21 株式会社hokan・尾花政篤さんが語る「保険業界をアップデートする クラウド型顧客・契約管理サービス」

読了時間:約 4 分

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お客様一人ひとりに合わせた保険商品を提案する保険営業。その種類は膨大で、的確な提案力やフットワークの軽さなど、人のチカラに頼った営業力が必要となります。また、紙やエクセルなどの管理業務が多く、事務作業が現場の大きな負担にもなっているのも実情です。

そんな保険営業の効率化を進められたらと考え、クラウド型の顧客・契約管理サービスを提供するのが株式会社hokanです。「保険業界をアップデートする。」をミッションに掲げ、営業活動・事務処理を効率化するプラットフォーム「hokan」を運営しています。

「テクノロジーの力で、保険業界をアップデートしたい」と語る株式会社hokanの代表取締役 尾花政篤さんに、起業のきっかけや保険営業の特徴、将来の展望について伺ってきました。

新しい分野に果敢に挑戦するスタートアップ経営者を未知なる海に真っ先に飛び込む1羽のペンギンになぞらえてインタビューする「First Penguin(ファーストペンギン))」。更新しているのは、Fintechに関連するプロジェクトやコミュニティ、施設を運営する株式会社FINOLABです。

「保険業界をアップデートする クラウド型顧客・契約管理サービス」インタビュー斜め読み

ここではインタビュー動画本編より5つのやりとりを簡潔にまとめました。回答に対する尾花さんの思惑を深掘りしたい方は、ぜひ該当箇所がスポット再生されるURLよりご視聴ください。

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Q1.hokanとは、どのようなサービスなのでしょうか?

A.「保険の代理店や販売店が業務を一元管理できるクラウド型の顧客・契約管理サービスです。保険業界の営業は手帳でお客さんの予定を管理し、上司に報告するために予定をエクセルでまとめるなど、バラバラのシステムを使う会社が多いんです。しかし、この業務をシステムに落とし込むことで、効率的に作業が進むようになります。我々のミッションは保険業界をアップデートすること。保険業界は、保険の代理店や販売店は全国に20万店舗、営業は200万人いるといわれている大きな業界です。営業が使命感を持ってお客さんに接することができるよう、システムの面からサポートできればと考えています」

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Q2.起業のきっかけを教えてください。

A.「前職はITコンサルタントだったのですが、そのときに保険会社の中に入ってIT部門で働くことが多かったんです。社員の方から保険の仕組みなど詳しく教えてもらってお世話になったので、業界に恩返しできればと思うようになりました。働くうちに保険業界の課題も見えてきたのです。保険は人のチカラで回してきた業界です。お客様が家族へどんな想いを持っているか、お子さんは何人欲しいかによってどの保険に入るかは変わります。営業が家庭ごとに個別の提案をする必要があるのです。しかし、それがいきすぎてしまって『契約書を持っていきます』というように人手をかけることが正しいこととされていました。保険業界の良さでもあり、改善すべき点でもある人の業務の改善に着手していきたいと考えて始めたサービスです」

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Q3.現状でも各会社でシステムを持っていますが、hokanを使うとどのように効率化するのでしょうか?

A.「まずは、ちゃんとお客様の情報を共有できるようになります。保険の特徴は世帯単位で管理すること。保険の営業はお客様の家族のことまで考慮しながら、最適な保険を考えています。そこにお客様の情報を記録する一元化されたシステムを入れることで、問い合わせがあったときに誰でもすぐに調べることができるようになります。膨大な保険の情報を蓄積していくことは、確実に価値があること。営業個人の頭の中にあったものを見えるようにすることで、組織として対応できるようになっていくのではないかなと思っています」

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Q4.最適な保険を選ぶことは難しいと思うのですが、hokanが広がることでどう変わっていくのでしょうか?

A.「営業が適切な商品を提案しやすくなると考えています。お客様の情報がシステムに集まってくると、収入や家族の状況によってベストな提案はこれですと提示しやすくなるのではないでしょうか。保険は絶対損をする賭けなんですよね。保険がもらえる時は、不幸が起こるとき。その起こるかもしれない不幸に対してどれだけのお金を投じるか、何を不幸だと感じるかなど、人によって価値観は異なります。一概にこれがいいと提案できないからこそ、営業が間に入って価値観をまとめ、システムが情報を仕入れることでさらに適切な提案ができるようになっていくのではないでしょうか」

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Q5.今後、どんな未来を思い描いているのでしょうか?

A.「まずは、より多くの代理店に使っていただけるように認知を広げていければと考えています。その後は、代理店の大元である保険会社に対してシステムを拡充していきたいですね。さらに、一般消費者にサービスを展開できないかとも考えています。みなさん保険についてよく分かっていないと、ドサっとまとめて書類を箪笥に入れてどれが最新か分からないといった状況になりがちですよね。そこをシステムで一元管理することで情報を整理するお手伝いができないかと考えています。代理店を経由しながらではありますが、一般消費者への道も模索していきたいですね」

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