三菱地所株式会社(以下、当社)は、本日、株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)と、同社が実施する第三者割当増資を引き受け、約 10 億円の出資(当社保有割合:約 1.9%)を行う資本業務提携を合意しました。資本業務提携を通じ、大手町、丸の内、有楽町エリア(以下、丸の内エリア)における情報発信・イベント実施などのまちづくりのソフト面の強化を目指します。
ユーザベースは、経済ニュースメディアの「NewsPicks」、「Quartz」や経済情報プラットフォームの「SPEEDA」などのサービスを運営している情報インフラ企業です。「NewsPicks」はスタートアップや若手ビジネスパーソンを中心に 450 万人以上の会員を有し、メディアコンテンツの提供のほかオリジナル動画番組の配信等も行うなど、多彩な情報発信を得意としています。
今回の資本業務提携により、ユーザベースを丸の内エリアにおける情報発信のパートナーとし、イノベーション創出に向けた様々な施策を企画・実施していきます。
当社は、2020 年以降のまちづくりを「丸の内 NEXT ステージ」と位置付け、イノベーション創発とデジタル基盤強化を通じ、個人のクオリティオブライフ向上と社会的課題の発見・解決を生み出すまちづくりを推進しています。ユーザベースの提供する「NewsPicks」のユーザー層は平均年齢が若く、次世代のビジネスリーダーに向けた情報発信が期待できます。ユーザベースの持つコミュニティ・情報発信の知見と、当社の持つまちづくりのフィールドと運営の知見を活用しながら、大企業やスタートアップに限らず多彩な人材の交流を促すことで、オープンイノベーションによって新たなイノベーションを生み出し続ける丸の内型イノベーション・エコシステムを構築するべく、協業を進めて参ります。
以下、プレスリリース本文