三菱地所株式会社はこのほど、経済産業省と東京証券取引所が選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄 2020」(以下、DX 銘柄)に選ばれました。
「DX 銘柄」は、近年、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のグローバルな潮流が起こってきていることを踏まえ、経産省と東証が共同で東証に上場する国内企業(一部、二部、マザーズ、JASDAQ)約 3,700 社を対象に調査を実施してスコアリング、33 業種からそれぞれ 1~2 社程度、評価の高い企業を選出するものです。
従来、経産省と東証は中長期的な企業価値向上や競争力強化に結び付く戦略的 IT 投資の促進に向けた取組みとして、「攻めの IT 経営銘柄」を選定してきましたが、「攻めの IT 経営銘柄」を DXに焦点を当てた「DX 銘柄」に改めて実施した初めての選定となります。
「DX」は、企業がデータとデジタル技術を活用して製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立することを指します。
当社は、少子高齢化が進む将来に向け、清掃、警備、運搬などの業務における人手不足を解決すべく自律移動ロボット等を導入するなど、テクノロジーを活用した施設管理業務の効率化・高度化を手掛けるほか、当社グループの不動産領域における広範なビジネス知見と、スタートアップのテクノロジー知見を掛け合わせ、新規ビジネスモデルとして「エレベーターメディア事業」を手掛ける子会社 spacemotion㈱を設立しました。また、賃貸住宅において、内覧から契約、入居までの全手続きに人を介さない完全非対面化サービスを実現したほか、大手町・丸の内・有楽町地区のスマートシティ化・エリアマネジメントの DX 化など、さまざまな分野で DX を推進しています。
以下、リリース本文