テレキューブサービス株式会社、株式会社オカムラ、テレキューブ株式会社、株式会社ブイキューブ、三菱地所株式会社の5社は、2019年8月より展開中のテレワークのための個室型スマートワークブース「テレキューブ」を活用した新しいテレワークスペースの提案及びそのニーズ検証を行うことを目的に、2020年10月1日(木)~2021年3月31日(水)の期間、Web会議・面接等に集中できる快適な防音個室を集合形式で設置する実証空間「テレキューブWeb会議センター」を新丸の内ビル(設置台数:9台)・豊洲フォレシア(設置台数:6台)にオープンいたします。
本センター開設期間中はタブレット端末やWi-Fi、ライティング機器を上記2拠点計15台の「テレキューブ」内に新たに設置し、PCがなくても参加者としてWeb会議・面接等ができる「手ぶらでWeb会議」サービスを提供いたします。
近年、働き方改革推進や大規模イベント時の交通混雑緩和策の一つとしてテレワークが注目を集める中、公共の場におけるテレワーク環境の構築を目指すテレキューブサービス※では、これまでオフィスビル・商業施設・鉄道駅など様々な場所に「テレキューブ」を設置し、現在は東京を中心とした関東圏、大阪府・兵庫県などの関西圏、愛知県名古屋市など53か所86台において展開・営業しています。新型コロナウイルスの影響により、以前にも増してテレワークへのニーズが高まる一方で、「出社時にもWeb会議機会が増えたが自社の会議室数が足りない」「共働きで在宅勤務時にWeb会議が重なるとお互いの声が入り混じってしまう」といったテレワーク時の空間的課題も生じています。
また、新型コロナウイルス感染拡大による対面回避、ソーシャルディスタンス確保の流れは面接の様態をも一変させ、今年の採用・就職活動ではWeb上で面接が行われるようになりました。一方で、自宅では「家族に声が聞かれてしまう」「周囲の音が聞こえてしまう、背景に室内の様子が映り込んでしまう」「面接中に通信環境が不安定にならないか心配」等の不安を感じる学生が多く、面接に集中できる空間を求める声が多く聞かれます。
「テレキューブWeb会議センター」では、テレワークや採用・就職面接においてWeb上でのコミュニケーションが常態化したことに着目し、これまで防音個室としてソロワークがメインの利用目的だった「テレキューブ」に、タブレット端末やWi-Fi、ライティング機器を設置した「手ぶらでWeb会議」サービスを加えることで、安心・快適に外部とコミュニケーションが取れる付加価値ある空間を提供するとともに、将来の様々な利用用途を見据えた可能性を追求する実証空間・ショーケースとしての役割も担っていく予定です。
※2019年8月にオカムラ・テレキューブ・ブイキューブ・三菱地所の出資により設立。
5社は、今後も本センター並びに「テレキューブ」普及に向けた企画等を通じて、多様な働き方に対応する快適なテレワーク環境構築に資する様々な取り組みを進めてまいります。
以下、リリース本文
https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec200930_telecube.pdf