～大手町・丸の内・有楽町におけるエリア防災の取り組み～ 首都直下地震×感染症対策×デジタル化「災害ダッシュボード4.0」実験実施

三菱地所株式会社は、丸の内エリア（大手町・丸の内・有楽町）における防災の取り組みとして、昨年1月に発表した災害対策機関での情報共有や帰宅困難者向けの情報発信を行うプラットフォーム「災害ダッシュボード3.0」の機能を更に強化した「災害ダッシュボード4.0」の実証実験を、１月下旬～2月上旬にかけて、千代田区・鉄道各社・バス事業者・ビル事業者等と連携して実施します。

■本実験の目的と内容

本実験は、千代田区災害対策本部（九段千代田区庁舎内）と丸の内エリアに想定した「次世代防災拠点（災害対策拠点）」に含まれる情報HUB機能の実現に向けたもので、企業BCP支援、帰宅困難者対策、負傷者搬送支援等の目的を持ちます。

千代田区と連携協定を締結した帰宅困難者受入施設において、QRコードを活用した非対面でのチェックイン・チェックアウトを実現します。また新型コロナウイルス感染症対策として受入者の健康状態も管理し、個別に連絡が取り得る仕組みとしました。

帰宅困難者受入数を俯瞰するグラフや、受入数と連動した満空表示をデジタルサイネージやWEB画面にリアルタイムに表示します。

国土交通省との共同実証により、赤外線による人流計測データを受け取り、その人流密度等を解析のうえ、屋内外電子地図上で見える化を図ります。同データを応用して、受入施設周辺の人流シミュレーションなどへの適用実証も行っています。

以下、リリース本文
https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec210202_dashboard4.pdf