ANA ホールディングス株式会社と三菱地所株式会社は、丸の内エリアで三菱地所が受託運営する外国人向け総合観光案内所「JNTO ツーリスト・インフォメーション・センター(TIC)」において、遠隔地にいるスタッフがロボットや照明設備等を遠隔操作して観光案内サービスを提供する「遠隔操作営業の実証実験」を 2020 年 2 月 26 日(水)から 28 日(金)までの 3 日間実施します。
近年の大型台風など自然災害時において、各所の案内所では交通機関の計画運休による出勤時間への影響や出退勤時の危険性の観点から、営業継続が困難な状況が見受けられました。さらに、高度な外国語スキルが必要となる観光案内所の現場では、常に人手不足が続いていることに加え、子育てや介護に伴う在宅勤務など柔軟な働き方を整備することが急務となっています。今般の実証実験は、こうした課題を解決していくために、遠隔操作営業で実際に接遇業務を行うにあたっての必要機能の洗い出しを検証するものです。
今後、ANA ホールディングスは本実験で得た結果をもとに、観光案内業務やフレキシブルな働き方にも適したアバターロボットを研究開発し、三菱地所はロボットや遠隔操作技術を活用した次世代型の施設運営管理の在り方を追求していきます。
以下、プレスリリース本文