丸の内熱供給株式会社※1は、2021 年7 月1 日(木)に竣工した大手町地区の新たな地域冷暖房施設 において、本日竣工式を執り行い本格稼働を開始しましたのでお知らせ致します。
この度竣工した常盤橋タワーサブプラントは、三菱地所株式会社が東京駅周辺の常盤橋街区で開発を進める「TOKYO TORCH」に竣工(2021 年6 月末)した常盤橋タワーへ、当社が設置する冷温水製造用地域冷暖房施設です。同日に竣工した日比谷FORT TOWER サブプラントと合わせ、当社の地域冷暖房プラントは23 箇所となります。
当プラントは、最新鋭の高効率機器や省エネルギーシステムを導入することで環境負荷低減に努めております。 また防災対策では、浸水に対する備えとして、当社では初となる地上階(常盤橋タワー5 階)へのプラント設置に加え、ビル側の発電機と連携することで非常時に同ビルへの冷水供給を可能にするシステムを構築しました。
当社はこれからも地域冷暖房を通じて、大丸有エリアの低・脱炭素化に取り組むとともに、災害時の業務継続能力の向上に貢献してまいります。
※1. 丸の内熱供給株式会社:1973 年に三菱地所株式会社をはじめとするエリア内の地権者(設立時20 社)が中心となって設立され、1976 年に地域冷暖房プラントから熱供給を開始以来、大手町・丸の内・有楽町エリアの進化と共にエネルギーネットワークを整備(拡張・高度化・効率化)し、45 年に亘って24 時間365 日、日本経済の中枢のビジネスを支え続けています。 現在では111ha のエリアで、ビル78 棟・地下鉄18 駅舎・14 施設の約779 万㎡(東京ドーム約166 個分)に冷暖房、電力を供給しています。
以下、リリース本文
https://www.mec.co.jp/j/groupnews/archives/20210721_【丸の内熱供給】地域冷暖房プラント「常盤橋タワーサブプラント」竣工.pdf