これまでに掲載した記事にテーマを設けて、紹介していきます。
今回のテーマは、「女性と起業女性の課題を通したイノベーション」。
無自覚なラベリングに気付けるかが最初の一歩に?
TomyKの鎌田さんの記事にある、市場変化を見逃さない秘訣、“あらゆることに疑問をもつ”を捉え直すと、無自覚に行っていたラベリングや思考のパターンに気づき、立ち止まるということ。性別や年齢、国籍などである種のラベルを貼り処理をする。確かに効率的に処理はできるかもしれませんが、スタートアップや新規事業に必要なのは「見過ごしがちな経験をきちんと振り返る」という時間のかかるプロセスかもしれません。女性であっても、ジェンダーを意識したレンズを掛けるだけで、今まで素通りしていたことが見えてくるように感じます。
「女性のためのビジネス」に焦点を。 フェムテック起業家とジェンダーレンズ投資家に聞く今までとこれから
・「フェムテック」の言葉が生まれた2012年のフェムテック事業投資額は全世界で62億円。2019年には約1,000億円と大きく成長している
・“フェムテック”と定義されたことで投資が生まれ、市場があることが認識されるようになったため、事業が立ち上がりやすくなった
・現在の凝り固まっている価値観や社会の構造自体を変化させていくことが本当の意味でのジェンダーレンズ
東大発ベンチャーLily MedTechが5年で乳がん診断装置を完成できた理由。 リスクマネジメント、開発スピード、組織のバランス
・乳房用超音波画像診断装置の開発は外部協力者無しには進まないため、対話を通した相互の現場・状況理解がなによりも重要
・組織内での動きが鈍る懸念がある際は、迅速に社内ルールを見直しメンバーが動きやすい環境を構築する
・チームのバランスが崩れるのは“ただ面倒くさい”など合理的でな理由から。そういうズレを解消してくのは女性に得意な人が多いかもしれない
パラノイア思考で激変する時代を生き残ろう|未来創造マインド vol.5
・コロナ禍を機に、あらゆる業種で、リアルとオンラインを組み合わせたサービスの開発が進んでいくことが浮き彫りになった
・市場変化は新たなプレーヤーにとってチャンス。Airbnb、Uberの設立はリーマンショックで世界経済が低迷していた時期
・市場の変化を見逃さないヒケツは、あらゆることに疑問をもつ、可能性を否定しない、狭い範囲で考えないことの3つ