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【xTECH2021年まとめ記事】コロナ禍で学んだ変化に対応して生き残るための考え方と、その方法5選

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VUCA(予測不能な状態)という言葉が一般化して久しいが、2020年からの2年間は、新型コロナウイルス感染症の拡大に端を発する様々な変化があり、それを一個人としても実感した方も多いだろう。生活様式の変化や働き方の変化、そして企業においては、制限下での事業継続が求められ、新しい働き方への対応も迫られた。

今回は2021年の締めくくりとして、複雑で不確実性の高い未来に向けてビジネス推進を迫られる私たちは一体何を考えなければいけないのか?xTECHウェブサイトで取り上げたインタービューやコラムの中から、参考になる記事を厳選してご紹介する。

変化が起きても前に進むための考え方


https://xtech.mec.co.jp/articles/4749

「不確実で見通しづらい未来を皆で切り拓いて行こう」というメッセージ。
自身で設立した会社を上場させ、10年間上場企業の経営に携わり、2012年よりスタートアップへの投資や支援を開始、現在はロボットやメディカル領域のテクノロジー・スタートアップを中心に支援を行っている鎌田氏の連載コラム「未来創造マインド」第1回。

未来の解像度を高めるための考え方とツール


https://xtech.mec.co.jp/articles/5869

「未来をどのように解像度高く描けば良いのか」という問いに対しての答え。
東京大学 のFoundXでスタートアップ支援をしている馬田氏による連載コラム第7回。
馬田氏は「これまで、未来の解像度を高めたいといえば、未来を正確に予測し、戦略や中期計画を作るためだった。しかし、最近の未来の議論は正確な未来予測ではなく、魅力的な未来をどう描けば良いのか、ということが主眼になっている。」と捉えている。

不確実性の高い新規事業を前進させるために押さえるべきポイント


https://xtech.mec.co.jp/articles/5758

不確実性の高い新規事業には、確実に投資を回収し、事業を継続的に前進させるために抑えるべき「芯」がある。
コロナ禍での「働く場所」の縛りの緩和を追い風に成長する「テレキューブ」の事業の組み立て方について、テレキューブ株式会社・テレキューブサービス株式会社、両社の監査役(兼三菱地所営業企画部 新事業ユニット ユニットリーダー)の玉木氏に話を聞いた。

ピボットをする際のインサイトの見つけ方


https://xtech.mec.co.jp/articles/5850

コロナ禍でピボットを余儀なくされた経営者は、何を考え、どうやって新しい事業を選んだのか。
ファノーヴァ代表の舟久保氏に、インバウンドの美容プラットフォームからOMOのセミパーソナルフィットネスと一見遠く見える事業転換に至った決断の背景や事業を生み出すインサイトの見つけ方を伺った。

生活様式変化への対応の事例


https://xtech.mec.co.jp/articles/6241

生活様式の変化が訪れ、ECの新規顧客獲得の競争が激化しCPAは増加の一途を辿っている。そんな状況下でEC事業者が生き残るには顧客のLTVを高めるしかない。LTVを高めるために、購入前ではなく、購入後の良質な体験を支援するユニークなソリューションを提供しているRecustomerの代表、柴田氏に購入後体験の可能性について話を伺った。

考え方や実際に生活様式の変化に対応した企業の事例記事を紹介した。
この先、感染症に限らず、外交問題や経済問題など様々なことが起こり、より未来の予測は困難を極めるだろう。鎌田氏のコラムにもあるピーター・ドラッカーの言葉をお借りし、本記事の締めに当てたいと思う。

「未来についてわかっている唯一のことは、今とは違うということだ。」(Peter Drucker, 1909-2005)