これまでに掲載した記事を今紹介したい1つのテーマでキュレーションしました。
今回のテーマは、「オープンイノベーション」です。
オープンイノベーションには、リスクを取って失敗を重ねながらも新しい事業を立ち上げるスタートアップ、大きなアセットや投資によって事業の拡大が可能な大企業、さらには、知が集積する大学、枠組みを作る行政、エコシステムを支えるエコシステムビルダー、など様々なプレイヤーが必要です。
単純な課題の多くが解決され、残っている課題は複雑で大規模なものばかりです。もはや企業単体での課題解決は困難になっており、だからこそ様々プレイヤーが同じ方向を向きつつあります。
機運が高まり、成功事例、失敗事例の両方が増えたことでオープンイノベーションは更に加速していくはずです。
「患者ひとりの笑顔」をシーズに「人々の健康と幸福」に貢献する。「攻める産学連携」 東京医科歯科大学学長が語る社会への思い
・東京医科歯科大学が、産学連携を進めるのは、さまざまな分野の企業と手を組む方が、社会に対して届けられる価値が大きくなるから
・もし、オープンイノベーションが進ます苦労しているならば、専門部署を組織するの一つの手段
・”知”の重要性が高まる世の中で、大学は、よりよい“知”を創出し、社会に提供して、広げていくことが求められる
変化への適応のカギは“情報の調理法”にあり。日本生命オープンイノベーション拠点「Nippon Life X」室長インタビュー
・日本生命はニーズの多様化に対応するために、出島組織としてオープンイノベーション拠点を設けた
・出島戦略の成否を分けるのは、「情報の調理法」で、提携企業のソリューションや情報を再編集して活用する力が求められる
・経営層の理解を得るために、「ある程度の三振は許してください」と双方が納得できる着地点を模索する
「スタートアップ投資するなら現場への権限委譲を」出島に常駐してコミットするENEOS執行役員が語るオープンイノベーション論
・オープンイノベーションに欠かせないスタートアップ投資には、十分な投資資金の確保と投資判断の権限を委譲が重要になる
・一過性の流行ではなく文化として定着させることが大切なため、経営層に対してオープンイノベーションの重要性を常に訴えかける必要がある
・スタートアップ投資は「やる」か「やらない」かを決め、中途半端にやらないことが推進の秘訣
デザインディレクター石川俊祐・アドライトの木村忠昭、両名が語る大企業が再び成功する為の道
・デザイン思考やオープンイノベーションで「変革」を目指すには、価値観やものの捉え方まで違うほどの「多様性」が必要
・多様性を継続させるためには、慣習や暗黙知など社内に溜まっている『当たり前』をひっくり返し続けることが重要
・組織は「失敗を許容する」ではなく「失敗から学べる」探究型の組織になっていくべき